Takeru for Sequencer - Powered by AAS-G1

超高速ゲノム解析ソフトウェア搭載サーバー

About

ヒトWGSデータ(深度x30)のマッピング/変異コールを10分未満で!
超高速ゲノム解析ソフトウェア
AAS-G1搭載のデータ解析サーバー

数百人、数千人以上のヒトゲノムサンプルを一気に解析できます。

Software

超高速ゲノム解析ソフトウェア AAS-G1とは

AAS-G1は、超高速でヒトゲノムのアライメントと変異検出が可能な遺伝子解析ソフトウェアです。ハッシュテーブルと接尾辞木をハイブリッドさせた新規アルゴリズムにより、GPUや専用FPGAでない一般的なCPUを用いたうえで、変異検出の正確性が高く優れたコストパフォーマンスを実現します。

論文プレプリント
Fast and accurate short read alignment with hybrid hash-tree data structure
Junichiro Makino, Toshikazu Ebisuzaki, Ryutaro Himeno, Yoshihide Hayashizaki
bioRxiv 2024.02.20.581311; doi: https://doi.org/10.1101/2024.02.20.581311

講演動画
【日本バイオインフォマティクス学会
(IIBMP2023)】

製品パンフレット

Server

超高速ゲノム解析ソフトウェア搭載サーバー
Takeru for Sequencer - Powered by AAS-G1

POINT 01

国産ソフトウェア、国内サポート

海外発の多いゲノム解析ソフトウェアの中、AAS-G1は、スーパーコンピューター「京」「富岳」にも携わったハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)研究者や日本のゲノム研究を牽引した研究者らのチームにより開発されている、国産のヒトゲノム解析ソフトウェアです。自社固有データにおける他社製品解析結果とAAS-G1との比較など、ユーザーが研究を進めるにあたり確認したくなる項目について、研究者の豊かな知見と確かな技術による国内サポートを受けられます。さらに、搭載サーバーのハードウェアやITインフラツールについても、Takeru for Sequencer - Powered by AAS-G1では他のTakeru製品と同様、ナベ インターナショナルのオンサイト保守サポートを受けられます(参考:「選ばれる理由」)。

POINT 02

縛りの少なさ

ソフトウェアAAS-G1の使用ライセンスは買い切り型のため、複数年にわたる使用を前提とした場合でも、予算計画において使用ライセンス更新費用を考慮する必要がありません(注:ソフトウェアベンダーによるサポート契約は別途有償となります)。さらに、AAS-G1にはサブスクリプションによる解析量の上限設定がないため、追加費用不要で解析対象数を拡張できます。また、AAS-G1が標準的なCPU上で動作するため、搭載先システムとなるTakeru for Sequencer - Powered by AAS-G1のCPUサーバーによって技術進化や豊富な技術リソース、入手性等のメリットをより多く享受できるうえに、先端研究における結果比較ニーズにも対応できます。AAS-G1以外に搭載する解析ソフトウェアについてもオープンソースで無償のものが多数あり、こちらもライセンス費用をかけずに予算計画の自由度を広げられます(注:ソフトウェア動作サポートを含むナベ インターナショナルのオンサイト保守契約は別途有償となります)。

POINT 03

AAS-G1を支える確実な土台

Takeru for Sequencer - Powered by AAS-G1では、提供元であるナベ インターナショナルがAAS-G1リリース前から実サーバーにおける構築、動作検証を実施してきた知見や実績を反映した、ソフトウェア性能を引き出すハードウェア仕様構成を取っています。また、AAS-G1はアラインメントとバリアントコールを高速化しますが、その前後の解析工程を担う一般的なバイオインフォマティクスツールについても、一定数が事前に構築済みとなっており、また研究プロジェクト期間内に必要となったものを追加構築できます。さらに、AAS-G1によるゲノムデータ解析高速化を真の意味で活用できるよう、Takeru for Sequencer - Powered by AAS-G1により、データ送受信の円滑化を含めたITインフラ環境整備のサポートを得られます。

Takeru for Sequencer - Powered by AAS-G1 仕様

 

主ソフトウェア  超高速ゲノム解析ソフトウェアAAS-G1
(AAS-G1年間サポート含む)
その他解析ソフトウェア  ※プリインストールするバイオインフォマティクスソフトウェアについては、別途ご相談のうえ決定いたします。
 CPU 128-core
 メモリ 768GB 
 SSD (Data) 6.4TB NVMe SSD
 ネットワーク  10Gbase-T×2 
 OS Rocky Linux or Ubuntu
 その他  搬入・設置・動作確認含む
 システムオンサイト保守(導入後1年間)含む

 

ご導入事例

大学医学系センター様
ゲノム研究のさらなる推進と迅速なゲノム診断など医療応用を目指し、超高速ゲノム解析ソフトウェア AAS-G1および搭載サーバーのご導入を決定されました。ご導入にあたって、以下のご希望が挙がりました。
 ・既設のクラスター型データ解析システムにおける「いち」計算ノードとしても使用できるようにしたい
 ・既設の大規模ストレージとの接続、データ受け渡し性能を確保したい

Takeru for Sequencer - Powered by AAS-G1 のご導入により、AAS-G1自体の構築はもちろんのこと、ネットワークやジョブスケジューラーをはじめとする計算ノード設定、ストレージ設定変更等が併せて実施されました。ご導入後は、ご自身たちで構築した解析パイプラインにAAS-G1および本サーバー搭載ソフトウェアを組み込み、解析プロセス全体の高速化を目指します。

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