NABE logo
Takeruとは 製品 サービスおよびサポート ニュース 会社案内 お問い合わせ

保守サービス

Takeru: Beowulf Cluster Reference System

Takeruクラスタシステムのサポート目標は、「構築済みシステムであることを保守サービスにも活かし、システムを速やかに、かつ確実に復帰させる」ことにあります。

ありがちな保守サービス

ハードウエアとソフトウエアが複雑に絡み合う並列環境における問題に対し、それを解決しご安心を提供することは、それ程易しくありません。ともかく時間内にサービスエンジニアを派遣してハードウエア単体での交換のみを行うような見かけの速さでは、問題が解決されないことが多々あります。他面、問題を切り分けした後に交換パーツを手配し、その後エンジニアが出かけるという対応も、HPC(high performance computing)システムのサポートとしては不安が残るのではないでしょうか?

ナベ インターナショナルの保守サービス

ナベ インターナショナルでは、通常何パーセントかの割合で同一のエクストラユニットを準備しているため、問題が発生しても即座に対応可能です(仮にこれらのエクストラユニットを使い切った後でも、主要部品を含む基本構成を多く共通化・標準化しているため、個別のお客様対応として共通在庫品に対し若干の変更を施すだけで同一ユニットが再生可能です)。もちろん、年数が経てばその共通在庫もなくなる可能性があります。その場合は上方互換品との交換となります(製品化の開発方針にどの程度一貫性・継続性があるか、ということに問題解決の実現性がかかってくるでしょう)。これまでの弊社製品化の流れについては、構築済みシステム(アーカイブ)をご参照ください。

カスタマゴールドディスク

弊社では製造のプロセスにおいて、お客様に固有のシステムを「カスタマゴールドディスク」として保存しています。Takeruシステム設置後にお客様ご自身でインストールされたアプリケーションを除き、弊社出荷時のシステム構築環境をいつでも再現できます。これは、弊社の製品コンセプトが「構築済み」であることから可能なことです。

開発エンジニアによる保守

強調したい点は、これら一連のプロセスを開発エンジニアが行うことにあります。問題の切り分け、修理または交換、そしてシステム再構築後の動作確認、負荷試験、最後にお客様サイトでの再設置・動作確認まで、責任を持って行います。問題の切り分けが電話やメールで進まない場合は、お客様サイトで調査を行わせていただくこともあります(これらお客様サイトでの作業は、「標準オンサイト保守契約」締結後のみに限らせていただきます)。

ご協力のお願い

並列計算環境を構築してお使いいただいている以上、お客さまにも相応の対応をお願いすることが問題の確実な解決につながると考えております。例えば、初期段階における問題の切り分けでは、問題発生状況についての情報ご提供をお客様にお願いいたします。この情報を基に、弊社内にてお客様と同一システムを用い、問題の再現を試みます。また、お客様が自ら交換可能な部品については、弊社からその部品をお送りして、お客様に交換作業をお願いする場合もございます(詳しくは、オンサイト保守契約約款をご覧下さい)。


弊社は、これら保守サービスのプロセスを弊社理念の実現としても位置づけております。ぜひ、弊社保守サービスのご契約をお願いいたします。弊社保守サービスは、次の2つです。

ハードウェア製品出張修理(オンサイト)サービス

有償の弊社「標準オンサイト保守契約」です。お客様と個別に契約書形式にて、御契約させていただきます。

オンサイト保守契約約款

ハードウエア製品修理(センドバック)サービス

弊社クラスタ及び弊社機器に、無償で付属するサービスです。特に契約書を交わす必要はございませんが、実際の履行に際して、この契約約款がレファレンスとなります。

センドバック保守契約約款



Copyright © 2012 株式会社ナベ インターナショナル