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NFS Load Sharing


Takeru: Beowulf Cluster Reference System

「構築済み」クラスタの実例-1

5ポートGB構成―初期導入から御予算獲得後に計算ノード増設―ネットワーク負荷分散の実現

Intel Xeonプロセッサをデュアルで搭載したサーバ/管理ノード1台及び計算ノード4台に、ネットワークスイッチ、RAID装置を組み合わせたクラスタシステムを初期導入。その1年後に、20台の計算ノードとRAIDバックアップとしてテープドライブを増設。

「構築済み」クラスタの実例‐1

本システムのサーバn000は6個のイーサネットポートを持っており、各ノードと通信する際にはそれぞれ別々のポートを使用するよう設定されています。これにより、1つのポートを全ノードとの通信に使用する場合よりも非常によいパフォーマンスが得られます。
・サーバのネットワークインターフェース
n000は、以下のネットワークアドレスを割り当てたインターフェースを6つ、物理的に持っています。
192.168.1.0
192.168.255.0
192.168.254.0
192.168.253.0
192.168.252.0
192.168.251.0
192.168.1.0はクラスタ外部との接続用です。ご使用の環境に合わせてネットワークアドレスを変更してください。それ以外はクラスタ内の通信用に用いられます。
n000やノードのネットワークインターフェース、ホスト間の通信経路、IPアドレス等の例は省略します。




「構築済み」クラスタの実例-2

計算ノード100台のクラスタ構成 −管理サーバノード・ファイルサーバ・バックアップサーバをバランス良く配置 −制御系とNFS系を区別して負荷分散を行う−ネットワークとファイル転送のボトルネックを回避したコスト・パフォーマンスと信頼性に優れた設計。


「構築済み」クラスタの実例‐1

Intel Xeonプロセッサをデュアルで搭載した計算ノード100台を構成。サーバ/管理ノード1台がクラスタを制御し、ジョブを振り分ける。 10TB以上のストレージを備え、データベースをファイルサーバで集中して管理・運用する。ネットワークとデータベースのボトルネックに対応するために、負荷分散の観点から大きく2つに、 すなわちクラスタの制御とNFSに分ける。さらに、NFSは5系統に分け、各々ファイルサーバと接続する。NFSのバンド幅は計5台分全体で25Gbpsが確保される。これに対応して、各ファイルサーバ、 計5台が構成され、各々3GbpsのSASインターフェースが8レーンで内蔵HDDと接続され、計24Gbps となる。バンド幅について、ネットワーク側とハードディスク側のバランスが良い構成となっている。

ひとつのネットワーク系統あたり実効940Mbpsの速度が確保され(*弊社実測値)、且つ多重ファイルサーバにより、各250Mbpsのバンド幅が確保される。バックアップについては、 専用のサーバを立てることで各ファイルサーバから等価にアクセスすることが可能となり、また各ファイルサーバの負荷を軽減する構成とする。



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